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〓自然体でいたいから〓          この想い 軽くなって飛んで行け

〓自然体でいたいから〓          この想い 軽くなって飛んで行け

「収束」と「発散」

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 きみたちは「垂直」とか「平行」とか、「x、y、z座標」といったことで、
ものごとを考えるように教えられてきた。
これらはすべて90°にもとづいた概念、主要な関係がお互いに
直角になって関連しているという世界観にもとづいた考えだ。
 
 しかし、宇宙は垂直とか平行には働いていない。
宇宙はきみたちが成長してきたようなやり方で働いているんだ。
きみたちはからだの中心から全方向に向かって大きくなっていく。
ちょうど、風船をふくらますみたいに、ね。

 だからほんとうの宇宙に対しては「収束」と「発散」という
言葉を使わなければならない。
それは波の作用の仕方だ。

 収束(convergence)と発散(divergence)。
収束というのは一緒になることだ。“verge”というのは
「動く」というラテン語で、“con”は「一緒」という意味さ。
発散するというのは離れていくこと、“di”の意味は「離れて」ということだ。
波動現象はみんな、こんなふうに作用している。
池に小石を落としてごらん。
そうすると、小石を落としたところから波は外側に発散していく。
そして池の縁に当たって、もとにもどるように収束してくる。
レーダーも同じように作用している。音波もそうだ。
こだまというのがあるだろう?
あれは音波が発散し、山の斜面のような障害物にあたって、
またこちら側に収束し、きみたちに聞こえるんだよ。

 われわれについて言えば、心の使い方だ。
われわれの興味は外へ向かって発散したり、
内に向かって収束したりする。
全世界的な問題に興味が向かうこともあれば、
身近な個人的なことがらに向かうこともある。
だから、私たちの考えるやり方は収束と発散だ。
われわれは、ひきつけられたり反発したり、
ものごとを“一緒にしたり”、“引き離したり”するんだよ。

 これは、ラジオやテレビやギターのチューニングのやり方でもある。
われわれは求める波長と振動数の波を捜して、
つまり選びたい局やチャンネル、音の調子を捜して、
あちこち動かしてみるわけだ。

 電磁波的な振動世界では、垂直とか平行はない。
あるのは、ただ収束と発散だけだ。
それこそ、世界の作用の仕方なんだ。
だからわれわれが角度を探すのなら、収束とか発散の角度を
探さなければならない。

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